☆ セッション体験記 ☆
当スタジオサイトの作成をしてくださったお名紋ですっかりおなじみの
藤田朝美さんが、ジャイロトニックの体験にいらしてくださいました。
そしてなんとなんと、克明な体験記まで書いてくださいました。
臨場感、そのまんま伝わってきます!
朝美さんのジャイロトニックの旅の第一歩目、
皆さんとシェアさせていただきます♪
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体験ヨガしか経験のない私、肩こりと手足の冷えでは負け知らずな私が、
ジャイロトニックを初体験しました。
「どんな人でも大丈夫ですよ。おじいさんも来られてますよ。」
とは聞いているものの・・・やっぱり
「なんかアクロバティックな感じ?」「体が柔らかくないとダメ?」
なんて思ってしまって・・・
こっそり出かける前にアキレス腱伸ばしといたりして。
誰かのお宅に遊びに来た感じで、古民家スタジオをピンポンすると、
思わず深呼吸したくなるような、スッキリとした香りがしました。
ポカポカの洗面所で、誰かのお宅でくつろぐ感じで、着替えました。
靴下は、どちらでもよいとのことで、もちろん履いたまま。
さていよいよ、あの、異様にかっこいい木製マシーンに私が・・
と思ったら最初は、椅子に座ってストレッチ。ちょっと体を倒したり。
まだ全然大丈夫。
が、その後。驚きました。
床に座って、ゆきえさんが私の左足をモミモミ、スーッ・・・
左足が、長くなった。
この辺、興奮してあまり覚えてないのですが、
ゆきえさんの手にかかると、私の足が伸び、その後、言われるままに猫っぽい動きをして、立って、歩いて、すると、「地に足がついて」、シャンシャンと歩けているよう。「よう」と言うのは、私は普段、自分が真っすぐかとかきちんと歩けているとか、意識したことが無かったので、「なんか違う?」と感じても、どう違うかが、よく分からなかった。(これからはもっと意識しよう、とこのとき誓ってそのまま忘却していたことを、いま思い出しました。)
正しく立つ。
それすら知らず、今まで生きてきました。
さて今度こそ、いよいよ、あの木製マシーンに私が。
床でやった猫っぽい動きを、今度はマシーンを使ってやるのでした。
「肩はこの位置のままだけど手だけ一番遠くへ」
「足裏を向こうへ押しつつ足を手前に曲げる」
といった、
物理的に成り立たないんじゃ?と、正直、頭では理解できない動き。
でもゆきえさんが肩や足を持ってくれるので、気持ちだけでもそうしてみると、「あ、そうそう」と、伝わっているようでした。不思議。
先生と生徒、という感じではなく、お母さんか看護婦さんみたいな。
自分の体を包んでもらっての動きは、温かかった。
それにしてもあの木製マシーン、よくできてた・・・
例えばふつうは、足を持ち上げるとき力がいって、下ろす時は重力に任せてドン。だけど、マシーンに体をゆだねると、勝手に足が上がる。でも意識しないと下ろせない。端から見たらアクロバティックなのかもしれないけれど、当人としては、「どうもどうも」という気持ちでマシーンに身を任せている感じ。
ゆきえさんに肩を持ってもらって、マシーンに動きを助けてもらって、の至れり尽くせりですね。
最後に、「ずーっと鼻ほじってさぼってた」という私の肩甲骨氏を、起こす動き。人とマシーンに身をゆだねるジャイロトニックにすっかり慣れ、リラックスして動かすと、わかりました。肩の前後の骨が、自分の意識と、つながりました。
それはそれは気持ちがよくて、、、思わず「もう1セットやらせてください」とお願いしました。
終わってみると、肩の辺から誰かいなくなったような。
自分の中にある骨の存在を、なんだか意識できるようになってるし。
ふしぎ・・・と思いながら、やっぱり誰かのお宅っぽいほっこりソファで、お茶をいただきました。
確かに、これなら「運動とは全く縁がない」人でもできる。
頑張らずに、ゆだねれば、うまい具合に体が調整されていく。
アクロバティックに見えるけど、アクロバティック系はからっきし、という人にこそ、のジャイロトニックだと思いました。
ありがとうございました!!
- 2012.02.08
- レポート